山サ寒天

会社紹介

寒天造りは1925年(大正14)に岐阜県恵那市に伝わり、2025年(令和7)で100年を迎えた伝統産業です。私たちの地域の細寒天は昔から変わらず、海藻の天草(てんぐさ)と水だけで作られます。
-10℃に近づく夜間の厳しい冷え込みと、雪や雨が少なく乾燥した日中の晴れ間によってもたらされる、昼夜の寒暖差が良質な寒天を作る条件とされています。この特徴的な気候風土を活かして、私たちは良質な細寒天を作り続けています。

ご挨拶

山サ寒天 三代目 佐々木 善朗
日本の和菓子を含めた食文化には、良質で安心安全な細寒天が不可欠。「細寒天で伝統ある食文化を支えたい」この想いで、創業当時からじっくり天日干しで作られる、良質な細寒天を作って参りました。これからも変わらぬ想いで、品質にこだわった細寒天作りを続けて参ります。 三代目:佐々木 善朗
山サ寒天 四代目 佐々木 将太
海藻の天草(てんぐさ)から作られる細寒天は低カロリー・低糖質です。その上、水溶性食物繊維を豊富に含み、含有量は全食品でもトップレベルです。「魅力たっぷりの細寒天を、もっと多くの方に知って貰いたい。」そんな想いで、同社を継ぐ決心をし、2024年に家業に入りました。細寒天が和菓子など伝統ある日本の食文化を支え、健康的な食生活の一助になれば嬉しいです。 四代目:佐々木 将太

会社概要

会社名 有限会社山サ寒天産業
所在地 〒509-7603 岐阜県恵那市山岡町上手向2568
地図
代表取締役 佐々木善朗
創業 昭和11年(1936年)
業務内容 細寒天の製造・販売
主な製品 細寒天全般・粉寒天
電話番号 0573-56-2531

山サ寒天のあゆみ

山サ寒天のあゆみ
1925年に恵那市(岩村町)に農閑期の収入源として、細寒天造りが持ち込まれた。この地域の冬は、-10℃に近づく夜間の厳しい寒さと日中の乾燥した晴天に恵まれ、寒暖差が激しい気象条件が細寒天造りに最適な土地として選ばれた。その10年後の1935年、弊社創業者である佐々木敏夫らによって、前身であるヤマサ月星にて寒天造りが開始された。1936年に分社独立し、山サ寒天産業として創業。1952年に山サ寒天産業株式会社として会社設立し、新たなスタートが切られた。
1935年(昭和10年) ヤマサ月星の屋号にて寒天の製造販売を開始
1936年(昭和11年) ヤマサ月星から独立分社し、山サ寒天産業が創業
1938年(昭和13年) 寒天煮熟釜を2釜に増設
1952年(昭和27年) 山サ寒天産業株式会社設立
1996年(平成8年) 有限会社山サ寒天産業に改称
1997年(平成9年) 寒天品評会最高賞である、農林水産大臣賞受賞(1回目)
1998年(平成10年) 冷凍機設備を導入し年間製造を開始
2002年(平成14年) 寒天品評会最高賞である、農林水産大臣賞受賞(2回目)
2006年(平成18年) 冷凍機設備増設
2023年(令和5年) 寒天品評会最高賞である、農林水産大臣賞受賞(3回目)

工場拠点

山サ寒天 第一工場

第一工場

製造工場
大窯、干し場や冷凍庫設備を完備しており、年間を通して安定した細寒天製造が可能です。

設備:大釜、干場(最大3,470平方メール)、大型冷凍庫3機(約103平方メートル)
住所:岐阜県恵那市山岡町上手向2568
山サ寒天 第二工場

第二工場

工場兼倉庫
原料となる天草の洗浄、浸漬の工程が行われています。
設備:天草洗浄機
住所:岐阜県恵那市山岡町上手向58